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認知症Q&A270問

1. 発症から診断まで

2. 認知症介護の注意点

3. 認知症の治療と予防

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認知症Q&A270問
2. 認知症介護の注意点 こんな感情のとき
  1. 人柄が変る
  2. 性格がきつくなる
  3. 悲観的なことばかり言う
  4. 何を勧めても、しようとしない
  5. 能面のように表情がなくなってきた
  6. 気分のむらが激しくなった
  7. 子供や赤ちゃんを見ると穏やかになる
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1. 人柄が変る

アルツハイマーの早期発症型や遅い発病の統合失調症など、人格障害をきたす病気もありますが、明らかに人格が変わったと考えられたときは、専門医に相談しましょう。

中でも人格変化が著しい認知症として、ピック病が上げられますが、無理に治そうとしても障害からくる症状なので効果はありません。介護者側が病気の特徴を理解することで、適切なサポートが可能となりますので、専門家とともにケアしていくことをお勧めします。

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2. 性格がきつくなる


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3. 悲観的なことばかり言う

高齢者の中には「死にたい」という言葉をよく口にする人がいます。

身体機能が低下し、何をするにも家族や周りの人に手助けが必要になった時、そんな気持ちになるのは無理はないものです。そんな時には、状態にもよりますが、認知症専門のデイサービス等が役に立つ場合もあります。しかしうつ病の場合もあり対応の仕方が異なりますので、専門の医師に相談すべきでしょう。

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4. 何を勧めても、しようとしない

自分の体が思うように動かなくなった高齢者にとって何をするのも嫌がったり、億劫がるのは無理のない事ですが、何を勧めてもしようとしないのが億劫だからとは限りません。

認知症の疾患で脳の一部の損傷により内容が理解できていない場合が多々あり、無気力になる場合があります。その高齢者によくわかる説明の仕方を工夫したり、出来ないところを見極めさりげなく一緒に行動しましょう。

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5. 能面のように表情がなくなってきた

認知症の病状の一つでもあり、症状が進むと物事の理解力や感受性が鈍くなります。

その結果、症状がなくなり能面のような顔になってしまう事があります。そのような場合はこちらから積極的に話しかけたり、デイサービスを利用したりして、より感動を得られる状況を作りましょう。また、抑うつ状態と思われる時には専門の医師に相談しましょう。

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6. 気分のむらが激しくなった

認知症が進むと知的な部分や抑制力の衰えから、気分のむらが激しくなる症状が出る人がいます。

そのような時は焦らず、本人の気分を変える事が第一です。日頃から何か一つは気に入ったものや興味を引く事を介護者は見つけて置き、感情が激しくなった時などにそれを出すのもよいでしょう。また、スキンシップなど人とのふれあいが大切です。

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7. 子供や赤ちゃんを見ると穏やかになる

認知症の症状でご本人の記憶が若い時代に戻る場合があります。

その時はご本人が子育ての時代に戻って赤ちゃんを見て穏やかになられているので、介護者側もその当時のお話に共感して穏やかな時間を持つことが安心につながります。

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2.認知症介護の注意点 徘徊への対応
  1. 一日中、家の中をうろうろする
  2. 一日に何回も出歩き、同じコースを歩いてくる
  3. 雨の中でも履物を履かずに外出する
  4. 目を離した隙に外出して行方不明になる
  5. 徘徊は認知症の進行で変化するか?
  6. 夕方になると荷物をまとめ、出かけようとする
  7. 徘徊前に何か兆候のようなものはあるか?
  8. 一緒に歩く家族のストレスは?
  9. 徘徊をとめたい時の声のかけ方は?
  10. 迷子札はどこにつけたらいいか
  11. 徘徊中に注意する事は?徘徊後に注意する事は?
  12. 徘徊をなくす手立てはあるか?
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1. 一日中、家の中をうろうろする

一日中、家の中をうろうろ歩き回っている高齢者がいますが、その理由はさまざまです。

自分がやりたい事のために歩いている場合があります。介護者はその理由を見つける努力が必要です。例えば「どうされました?」と声かけてみると、夕食の買い物に行くために出口を探されている場合があります。その時は「今晩の夕食のメニューはどうしましょうか」と聞き、どこかに座って話をし、落ち着かれた例もあります。先ず、高齢者が落ち着いて過ごせるように安心感を与え、自宅でも、施設でも役割を見つけてあげる事です。

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2. 一日に何回も出歩き、同じコースを歩いてくる

転倒や交通事故の危険がないようなコースであれば、自宅に帰ってられるまでは見守るのもよいでしょう。

万が一のことを考え、近所の方にも協力してもらうとなおよいでしょう。

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3.雨の中でも履物を履かずに外出する

いつでも靴を履かずに外出するということは、靴を履くという行為を忘れていることが考えられます。

そのつど声かけをして靴を準備してあげることや、目の前で介護者も靴をはいて一緒に出かけることで、「外出=靴を履く」ということを視覚的に思い出してもらう方法もあります。

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4. 目を離した隙に外出して行方不明になる

近所の人へ説明し、みかけた時は連絡してもらえるように協力を得たり、公共機関等にもあらかじめ協力を依頼しておくとよいでしょう。

そのほか、ケアマネに相談し、デイサービス等のサービス利用も検討するとよいでしょう。

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5. 徘徊は認知症の進行で変化するか?

病状が進む連れて分からなくなる事が多くなるので、そのうち自宅に戻れなくなる場合もあります。

また、何も言わずに外出したり夜中に徘徊を始めたりします。この時に交通事故等が心配となりますので、近所の方に協力を仰いでおきます。認知症専門医に相談しましょう。

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6. 夕方になると荷物をまとめ、出かけようとする

本人の意識のなかには、何か理由があるはずですから、それを根気よく聞いてあげましょう。

自宅であってもご本人が10代の頃に戻っていれば、当時の家に帰ることを望んでいる場合もあります。当時の家があれば行くのもひとつの手です。一周家の周りを回るのもいいでしょう。戻ってきた時は帰宅した事をねぎらい安心した居場所である事を徐々に感じとってもらいます。

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7. 徘徊前に何か兆候のようなものはあるか?

徘徊が始まる原因によっても違いますが、落ち着きがなくなりそわそわする事が多いようです。

例えば在宅では昔の職業の記憶が戻り新聞配達であった方なら、早朝からの仕事なのでその時に徘徊する場合もあります。施設の場合では年末年始等の人の出入りが多い時などに気持ちが高ぶり徘徊が頻繁になる場合もあります。

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8. 一緒に歩く家族のストレスは?

徘徊する高齢者は交通事故や転倒等の危険があるため、家族が一緒に歩く事が多いようです。

徘徊に付き合う家族にとっては大きなストレスになります。「ダイエットや自分の健康の為」と気持ちを切りかえて前向きになりましょう。現在ネットワークやITによるシステムの活用も一案です。

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9.徘徊をとめたい時の声のかけ方は?

自分の家なのに、「実家に帰る」と言い出した時には、「もう遅いからもう一晩泊まってください」等と言い、無理に理屈で説得しないほうがよいでしょう。

また興奮して聞かない場合は「送っていきます」と一緒に出てしばらく歩いた後にうまく家に誘導しましょう。戻ってきた時は「お帰りなさい」等のねぎらいの言葉をかけて安心感を持っていただきます。

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10. 迷子札はどこにつけたらいいか?

徘徊して迷子になった時の為に住所や電話番号を記した名札をつける方法があります。

つける場所は目立たないところは役に立たず、また目立つところは嫌がる場合があるので高齢者の目に触れずに目立つところが良いでしょう。例えば上着の後ろ襟がよさそうです。

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11. 徘徊中に注意する事は?徘徊後に注意する事は?

徘徊は高齢者にとってエネルギーを使うものです。

体力を消耗したり脱水症状になる事も有ります。徘徊した後には水・スポーツドリンク・飴玉等を持参しましょう。健康状態を観察する事精神の不安定さをねぎらう事です。

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12. 徘徊をなくす手立てはあるか?

毎日同じ時間に散歩する等生活にリズムをつけることで減る事もあります。

また、デイサービスで仲間を作ったり趣味を見つける事でも徘徊が減る事もあります。精神の不安定さが徘徊につながる事もあるので、高齢者が穏やかに生活できるようにしてあげましょう。

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2.認知症介護の注意点 睡眠のときに配慮すること
  1. ベッドと布団とどっちが安全か
  2. 寝衣の上手な替え方は?
  3. 寝具・寝間着にはどんな配慮が必要か
  4. 目を離した隙に外出して行方不明になる
  5. 寝たきりの時の運動の仕方は?
  6. しばしば不眠を訴える
  7. 一日に3-4時間しか寝ない
  8. 昼間はうとうとし、夜は寝ない
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1. ベッドと布団とどっちが安全か

認知症の高齢者にとってベッドと布団とではどちらが安全か一概には言えません。

体に障害や痛みがある場合は、ベッドの方が寝起きが楽で介護もしやすいといえますが転落の危険もあります。這ってトイレに行く人にとっては布団の方が向いているでしょう。今までの習慣を大切にしてその高齢者に合ったものを選びましょう。

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2. 寝衣の上手な替え方は?

認知症の高齢者の方へは 「着替えますよ」という意識付けを持って頂くために声かけが大切です。

朝になったから、夜だからという声かけをして着替えの意識を持って頂きます。また、着替えの行為については、自分で動ける間は寝衣の交換はさほど難しくありませんが、寝たきりになると、ちょっとした工夫が必要になります。先ず、寝衣の交換は高齢者を横にさせて片側に寄せます。それから片方の袖から脱がせ、その時に新しい方の袖を通します。汚れた寝衣は内側に巻き高齢者の背中の下に置きます。次に反対の横に向けて同じ要領で着替えを行います。

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3. 寝具・寝間着にはどんな配慮が必要か?

たたみに布団を敷くのか、ベッドにするのかは、できれば今までの生活様式を変えない方が認知症の方にとっては良いでしょう。

また、認知症の方で注意力が低下している方もいるので、枕や布団カバーなどで足がひっかかって転倒することがないように周囲の環境を整えておくことが大切です。寝間着に関しては、着替え等が自力で可能ならば、着脱しやすい少し大きめのもの、ボタン等が留めにくい場合はマジックテープのもの、寝たきり状態の場合は浴衣等、状態によって使いわけると良いでしょう。

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4. 床ずれの予防と手当の方法は?

床ずれの原因は体の一部分が圧迫されて血行障害を起こすためです。

床ずれの予防策としては次のようなものがあります。(1)頻繁に寝返りを行なう、(2)シーツや寝衣のしわを伸ばす、(3)皮膚を清潔に保つ、(5)床ずれのできやすい部分はマッサージ等で血行をよくする。また、手当てとしては症状が初期なら皮膚の赤くなった部分を温かいおしぼりで軽く押さえ血液の循環をよくする事です。なお、水泡ができる等症状がひどくなるような場合は医師に見せるようにしましょう。

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5. 寝たきりの時の運動の仕方は?

体を動かすという事は生活の中の一部で行なう事が自然です。

例えば、日中など昼食のために場所を移動する際にベットからの移乗の時に、ご本人様に力の入る部分を使って頂き、ご本人の力を発揮していただく事が、気持ちの上でも達成感が生まれやすく、運動にもなります。

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6. しばしば不眠を訴える

高齢者の場合は、加齢現象や疾患のために身体の不調が原因で眠れない事が多くみられます。

特に、一人暮らしや閉じこもりがちで、日中刺激が少ない生活をしている方は、心身の不調に気持ちが集中して不眠を招きやすいとも言えます。また、しっかりと睡眠時間がとれているにも関わらず、不眠を訴える場合もありますので、入眠のパターンを観察する事も重要です。昼は活動して夜眠るという生活リズムを整えることが最も大切です。

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7. 一日に3-4時間しか寝ない

日中は、できるだけ規則的な日課を決めて、心身ともに軽く疲れる程度の運動を試みたり、寝室の環境(室温・照明等)を整えるようにしましょう。

効果がない場合は医師に相談してみましょう。しっかりと睡眠時間がとれているにも関わらず、不眠を訴える場合もありますので、入眠のパターンを観察する事も重要です。

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8. 昼間はうとうとし、夜は寝ない

昼夜逆転は認知症の症状なのでそれを理解し、日中は、できるだけ規則的な日課を決めて、心身ともに軽く疲れる程度の運動を試みたり、寝室の環境(室温・照明等)を整えるようにしましょう。

効果がない場合は医師に相談してみましょう。しっかりと睡眠時間がとれているにも関わらず、不眠を訴える場合もありますので、入眠のパターンを観察する事も重要です。

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