まず、第一に、介護者が健康でなければ在宅での介護を継続することはできません。第二に、介護者の負担を軽くすることが在宅介護を続けるコツになります。第三に、介護する人ととよい関係になければ、在宅介護は続けられません。認知症になる前の関係が悪い場合は、在宅介護は難しいということになります。第四に、介護者が介護の素質を持っているかどうかということです。 在宅介護に携わっておられる介護者は、日本古来の家庭環境から、「やむなく」「無理をして」「義務を感じて」「意気込んで」介護をされていることが多いものです。
認知症の在宅介護は精神論だけでなしうるものではありません。 多くの介護者が自らの健康を害して施設入居の検討に訪れられるかでもその状況というのは容易に判断できます。周りの人もそれを感じてあげる必要がありますし、必要に応じては施設介護を積極的に検討していくべきです。
介護の限界は介護者自らが判断すべきです。まわりの意見や感情に左右されると介護者自身の限界を超え、残された家庭にまで悪影響を及ぼすからです。
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